先日、
ストレスと睡眠を整えるアロマセルフケア講座を開催しました。

今回ご参加くださったのは、
普段からディフューザーなどでアロマを使っていたものの、
「自分の体調や気持ちに合っているのか分からない」
「使い方が正しいのか不安」
「もっとアロマのことを知りたい」
という思いをお持ちのY様。(50代・自営業)
アロマは好き。
でも、なんとなく使っているだけで、
今の自分に合っているのかまでは分からない。
そんなお悩みから今回は
ストレスや睡眠のパターンを振り返りながら、
自分の体調や気持ちに合わせた香りを選び、
最後にロールオンアロマを作っていただきました。
ストレスの自覚がなくても、体はサインを出している
講座の最初に行ったのは、
今のストレスや睡眠パターンの振り返りです。
Y様は、
「ストレスはあまり自覚がないタイプです」
「でも限界がくると体に出ることが多いです」
とお話ししてくださいました。
毎日を仕事と家事にマルチタスクでこなしている女性ほど、
ストレスを“ストレス”として感じる前に、
体のほうが先に反応していることがあります。
たとえば、
- 肩こりが続く
- 頭痛が出る
- 朝すっきり起きられない
- 疲れが抜けない
- 風邪をひきやすくなる
- 甘いものがほしくなる
今回の講座でも出てきたのは、
「ほんのり肩こり」
「ほんのり頭痛」
という言葉でした。
この“ほんのり”の段階で気づけることが、
40代以降のセルフケアではとても大切なんです。

睡眠の悩みは「眠れない」だけではありません
睡眠のお悩みというと、
夜中に目が覚める、眠りが浅い、というイメージがあるかもしれません。
でも今回の受講者さまは、
眠りそのものは深いタイプ。
一方で、
「本当は早く寝たい」
「でも1時、2時になってしまう」
「朝はすっきり起きられない」
というお悩みがありました。
睡眠は、
“何時間寝たか”だけでなく、
眠る前にどれだけ体と頭がオフに向かえているかも大切です。
寝る直前まで仕事モードだったり、
明日の予定や確認事項が頭の中をぐるぐるしていると、
体は疲れていても、脳はなかなか休む準備に入れません。
だから、
✓眠たいのに寝つけない。
✓休みたいのに休めない。
✓オフにしたいのに、頭だけが動き続ける。
そんな状態が起こりやすくなります。
アクセルを踏んでるのに空回りしている
講座中、受講者さまがこんなふうに表現してくださいました。
「アクセルを踏んでいるのに、空回りしている感じ」
この言葉は、
40代女性の不調をとてもよく表していると感じました。
やる気がないわけではない。
何もしていないわけでもない。
むしろ、ずっと考えている。
でも、頭の中にやることが多すぎて、
どこから手をつけたらいいのか分からなくなる。
これは性格の問題ではなく、
心と体がずっと緊張モードに傾いているサインかもしれません。
自分の状態を言葉にできると、
セルフケアはぐっと具体的になります。

「正しいセルフケア」が、合わないこともある
講座では、
ご自身がホッとする瞬間についても振り返りました。
そこで出てきたのが、
「仕事の合間に床に寝転んで、体を伸ばすと楽」
「散歩に行くと調子が良かった」
「お風呂に20分浸かるのは、タスクみたいになっている」
という気づきでした。
セルフケアというと、
「湯船に20分浸かりましょう」
「ゆっくりリラックスしましょう」
と言われることがあります。
もちろん、それが心地よい方には良いケアです。
でも、人によっては、
“20分浸からなきゃ”がプレッシャーになり、
かえってストレスになることもあります。
今回の講座では、
「20分がしんどいなら、5分でもいい」
「自分がホッとできる形に変えていい」
Y様がストレスに感じない、
これなら出来そうと思える方法をお伝えしました。
セルフケアは、
情報の溢れたこの世界で良いとされているものではなく、
自分の体が楽になる方法を見つけていく方法の方が
心地よくて続けられると思いませんか?

アロマは、気分を切り替える“スイッチ”になる
講座の後半では、
アロマテラピーの基本についてお話ししました。
アロマという言葉は、
柔軟剤や雑貨の香りにもよく使われています。
でも、アロマテラピーで扱っている精油は、
植物の花・葉・果皮・樹脂・木部などから得られる
天然100%自然のめぐみの香りです。
受講後のアンケートでは、
アロマを身近に気軽に感じていいんだと知れたこと、
本当に精油と言われるものがどんなものか教えてもらえて、
迷わず自分でも買えると思ったので、
日常的に使おうと思えるようになりました。
アロマは、
特別な人だけが使うものではありません。
忙しい毎日の中で、
ふっと呼吸を整えたい時。
気持ちを切り替えたい時。
頭の中を少し静かにしたい時。
香りは、
とても身近なセルフケアになります。

香りは「感じたまま」でいい
今回の講座で、
Y様様が特に印象に残ったと教えてくださったのが、
「香りを感じたままでいい」
ということでした。
アロマを学ぶと、つい
「この香りは何に効くのか」
「この不調にはどの精油が正解なのか」
と考えたくなります。
実は私もアロマを勉強して、
サロン勤務していた頃はそう思って
泣き泣き効能を覚えていました(^^;
もちろん、基本的な知識は必要ですし、
効能やプロフィールも大事です。
でも、香り選びで大切なのは、
まず自分がどう感じるか。
今回の講座では、
8種類の精油を実際に香っていただきました。
ラベンダーには、
「嫌いじゃないけど、ズンとこない」
「入ってこない感じ」
一方で、フランキンセンスには、
「すごく吸い込みたくなる」
という反応がありました。
一般的に良いと言われる香りが、
今の自分に必ず合うとは限りません。
その時にどう感じるか。
その感覚こそが、
今の自分に必要な香りを知るヒントになります。

新たに「これがいい」と思える香りに出会えた瞬間
Y様のアンケートで、
講座の印象に残ったこととして、
自分の体調に合わせることをわかりやすく教えてもらったこと。
新たに好きな香りに出会えたこと。
と書いてくださいました。
香り選びは、もちろん精油の成分や効能も必要ですが、
そういった知識だけで決めるものではないと思っています。
今の体調。
今の気分。
今の生活リズム。
今、自分がどんなふうに整いたいのか。
それらを一緒に見ながら、
「今の私にはこれが合うかも」
と選んでいく時間の方が楽しくないですか?
講座の最後には、
「これが好き!」で選んだ精油で、
ロールオンアロマを作りました。
「頭がすっきりしそう」
「気持ちが切り替えられそう」
「これがいい」
そう感じていただけたことが、
とても印象的でした。

自分がどんな時に体調を崩すのかわかりました!
講座では、香りを選ぶだけではなく、
ご自身の体調を振り返るワークも行いました。
受講者さまからは、
自分がどんな時に体調を崩すのか知ることができた。
気分の変化をアロマでスイッチングできることを教えてもらえたことが気づきでした。
というお声をいただきました。
不調や病気は、ある日突然起こる!
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
でも不調の背景を丁寧に見ていくと、
- 寝る時間が遅くなっていた
- 予定が詰まっていた
- 確認ごとが多かった
- 体を動かす時間が減っていた
- 肩こりや頭痛が出始めていた
というように、
小さなサインが積み重なっていることがほとんです。
そのパターンに早く気づけると、
不調がひどくなる前に整えることができます。
アロマは、
仕事モードから休むモードへ、
気分を切り替えるスイッチにもなります。
もちろん逆もあります。

アロマを“お守り”として日常に
今回の講座で、受講者さまが喜んでくださった言葉があります。
それが、
「アロマをお守りに」
という言葉です。
アロマは、
不調を我慢した先に使うものではありません。
「ちょっと疲れてきたな」
「今日は頭が忙しいな」
「気分を切り替えたいな」
「眠る前に落ち着きたいな」
そんな時に、
そっと手に取れるもの。
自分を責めるためではなく、
自分に戻るための小さなお守り。
不調が出て慌てる前に出来ることを
今回の講座を通して、
改めて感じたことがあります。
40代以降の女性は、
本当に頑張るのが上手です。
少しくらい疲れていても、
「これくらい大丈夫」
「まだ動けるから」
「私がやらないと」
と、自分のサインを後回しにしてしまうことがあります。
でも、体はちゃんと教えてくれています。
ほんのり肩が重い。
少し頭が痛い。
朝起きるのがつらい。
寝る時間が遅くなっている。
頭の中がずっと忙しい。
それは、怠けているのではなく、
体からのサインです。
大切なのは、
不調が強くなってから慌てて整えることではなく、
“ほんのり”の段階で気づけること。
アロマは、その小さなサインに気づくきっかけになります。
香りを通して、
今の自分を知る。
無理なく休むスイッチを入れる。
自分に合う整え方を見つけていく。
そんな時間を、
これからも講座でお届けしていきたいと思います。

次回6月のセルフケア講座は、
『梅雨の頭痛』のアロマセルフケアです。
お楽しみに♪

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