私はサロンでお客様に、
よくこんなお話をします。
「してみたいことは何ですか?」
「小さなことでも、したいと思ったことはしてみてくださいね」
あるお客様が、
この言葉をふと思い出してくださったそうです。
その方は、お花が大好き。

でもいつも、
お花屋さんの前を通るたびに
「高いし、今日はやめておこう」
「別になくても困らないし」
「家族のことに使った方がいいかな」
そんなふうに、
自分の気持ちにブレーキをかけていたそうです。
でもある日、
ふと私のことばを思い出して、
「好きなの、買ってみよう」
腕に抱えるほどのお花を
思いきって買って帰られたと
とても嬉しそうにお話下さいました(^^)
普段あまりお花に興味のないご主人からも、
「お花、買ったんだね」
と声をかけられたそうで。
そして何より、
そのお客様がとても幸せそうに
「お花のお手入れをしている時間が、
何も考えない時間になって、
すごく心が落ち着くんです」
と幸せそうにお話されるお姿に、
私もとても幸せな気持ちになりまりた

母として、妻として、
一日中、家族のことを考えている。
朝起きた瞬間から、
今日の予定、子どものこと、家のこと、仕事のこと。
夜になっても、
明日の準備や家族の予定が気になって、
頭の中が休まらない。
そんな毎日の中で、
お客様が見つけたのは、
ほんの少しの「自分に戻る時間」でした。
自分のためにお金を使うこと。
自分のために時間を使うこと。
それは、決して悪いことではありません。
心が穏やかになるものに触れること。
好きだなと思うものを選ぶこと。
何も考えずに手を動かす時間を持つこと。
それは贅沢ではなく、
忙しい毎日の中で、
自分を保つための大切なケアです。
「子どもの手が離れてからでいい」
「今は家族優先だから」
「私のことは、もう少し後でいい」
そう思って、
自分の好きなことを後回しにしている方は
とても多いです。
でも、子どもの手が離れた時、
その時の自分はいくつになっているでしょうか。
✓時間ができたはずなのに、
体力がついてこない。
✓何か始めたいのに、
気力が湧かない。
✓趣味を見つけようとしても、
「私、何が好きだったっけ?」
そこからスタートなんです。

だからこそ、40代は
ただ頑張る時期ではなく、
これからの人生を
もう一度楽しむための準備期間
私はそう思っています(^^)
大きなことをしなくてもいいんです。
✓好きなお花を買う
✓部屋でお気に入りの香りを焚く
✓お気に入りのカフェに行く
✓ひとりでお茶を楽しむ
✓少しだけ散歩する
✓公園で本を読む
✓図書館に行く
そんな小さな「好き」を、
少しずつ貯めていく。

私はそれを、
“好き貯金”
だと思っています。
✓好きなことを楽しめる心。
✓行きたい場所へ行ける体。
✓自分の気持ちに気づける余白。
それは、
急に手に入るものではありません。
だから今から少しずつ、
自分のための時間を作ってあげてください。
家族のことを誰よりも考えてきたお母さんこそ、
自分が満たされる時間を持っていい。
あなたが穏やかでいられることは、
家族にとっても、
きっとあたたかい循環になります。
子どもの手が離れてからではなく、
今から少しずつ。
「わたし」を思い出す時間を、
暮らしの中にも作れますように。