春の気配を感じる日が、少しずつ増えてきました。
やわらかな日差し。
街に咲きはじめる花。
そんな景色に触れると、
心がふっと緩む瞬間があります。
この季節、3月8日は
国際女性デー。
女性の生き方や健康、
社会の中での役割について
世界中で考える日です。
イタリアではこの日を
「ミモザの日」とも呼びます。
ミモザの花言葉は
思いやり。
大切な人に贈る花。
でも私は、
この日をこんな風にも考えています。
自分自身に思いやりを向ける日。
良い母、良い妻、良い人
多くの女性が、
日々いくつもの役割を抱えています。
母として。
妻として。
仕事をする一人の社会人として。
そして何より、
「良い人」であろうとすること。
頼まれると断れない。
迷惑をかけたくない。
期待に応えたい。
気づけば、
いつも誰かのために動いている。
それは、とても優しいこと。
でも、
こんな問いも浮かびます。
この先もずっと、
誰かの人生の脇役でいいのだろうか。
自分の人生の主役は誰?
私たちは知らないうちに、
たくさんの「こうあるべき」を抱えています。
良い母であるべき。
良い妻であるべき。
周りに迷惑をかけない人であるべき。
その役割に一生懸命応え続けていると、
ふと自分の本音が見えなくなることがあります。
本当は疲れているのに、
「まだ頑張れる」と思ってしまう。
本当は休みたいのに、
「私がやらなきゃ」と思ってしまう。
そうして、
少しずつ自分の気持ちを
後回しにしてしまう。
春は女性の体がゆらぐ季節
春になると、
・なんとなく疲れる
・眠りが浅い
・気分が揺れやすい
・生理前の不調が強くなる
そんな変化を感じる方が増えてきます。
女性の体は、
季節やホルモンの影響を受けやすいもの。
とくに春は
自律神経も揺れやすい季節です。
それでも多くの方が
「病院に行くほどじゃない」
「みんな同じだし」
そうやって、
静かに我慢してしまう。
生理休暇という制度があっても、
まだ使いづらい空気があったり。
生理や更年期の辛さは
人によって大きく違うのに、
社会では見えにくい不調として扱われることもあります。
だからこそ、
一人で抱え込んでしまう方が多いのかもしれません。
体のゆらぎは弱さではない
女性の体はとても繊細。
環境やホルモンの変化に合わせて、
常にバランスを取ろうとしています。
その過程で起こる体のゆらぎは、
弱さではありません。
むしろ
体がきちんと働いているサイン。
国際女性デーに思い出してほしいこと
国際女性デーは
女性の生き方を考える日。
もし今日、
少しだけ時間があるなら
こんな問いを自分に向けてみてください。
私は、誰の人生を生きているんだろう。
誰かの期待に応えることも大切。
でも、自分の人生を大切にすることも
同じくらい大切。
自分に思いやりを向ける時間
忙しい毎日の中で、
お茶をゆっくり飲む。
好きな香りを感じる。
少しだけ休む。
そんな小さな時間でも、
体と心はゆっくり整っていきます。
あなたが自分を大切にすると、
周りの人への優しさも
きっともっと豊かになる。
この春、自分の人生の主役に
誰かの期待に応え続ける人生ではなく、
自分の心にも耳を傾ける人生へ。
国際女性デーが、
そんなきっかけの日になれば嬉しい。
この春、
少しだけ自分に優しくしてみてください。
あなたの体と心が
穏やかに整っていきますように。