「最近なんだか疲れやすい」「イライラが止まらない」「寝てもスッキリしない」——そんな“なんとなくの不調”に心当たりはありませんか?
30代後半から40代の女性に多く見られるこのような体と心の違和感。それは、単なる疲れではなく、女性ホルモンと自律神経のバランスが乱れているサインかもしれません。
たとえば、毎朝スッキリ目覚めていたはずなのに、最近は起きるのがつらい。人との会話ですぐに落ち込んだり、怒りっぽくなったり。体調が天気や生理周期に左右されやすくなった……。
これらは、すべて女性ホルモンと自律神経の乱れが関係しています。
気づきにくい“ゆらぎ期”のサインとは?
「病院に行くほどではないけど、何となく不調」——これが“ゆらぎ期”に差しかかった女性たちの共通の声です。
この時期はエストロゲン(女性ホルモン)の分泌が徐々に低下していきます。それに伴い、自律神経の働きも不安定に。
たとえば、暑くもないのに汗が出たり、急に動悸がしたり、胃腸の調子が不安定になったり。体の中で起きているこの揺らぎが、心の不安定さともリンクしてくるのです。
イライラ・だるさ・不眠…心と体がリンクしている理由
自律神経は、体温調整、血流、内臓の動き、ホルモン分泌など、体のあらゆる働きをコントロールしています。
女性ホルモンと深くつながっているため、どちらかが乱れるともう一方にも影響が。
たとえば、仕事でのストレスが続くと、自律神経が乱れ、同時に女性ホルモンの分泌も不安定に。反対に、ホルモンバランスが崩れることで、精神的にも落ち込みやすくなるという悪循環が生まれます。
しかし、この関係性に気づけると、「あ、自分だけじゃなかったんだ」とホッとできるもの。
今の自分の状態を知ることは、整えるための第一歩に!
次回の記事では、この不調を整えるための自然な方法=アロマと呼吸のちからについてお伝えします。